JICA・ILO代表団、アンズオン・グループの研修センターを訪問・視察

2024年12月26日の午後、日本国際協力機構(JICA)および国際労働機関(ILO)代表団が、アンズオングループ(ADG)の経営陣と公式に会談を行いました。


代表団は、JICA事務局長である宍戸健一(ししど けんいち)氏を団長とし、JICAおよびILOの幹部らが同行しました。
訪問の一環として、代表団はアンズオングループが運営する研修・文化・職業訓練センターを視察しました。同センターでは、非営利プロジェクトであるVJCプロジェクト(ベトナム人労働者を日本へ無償で派遣するプロジェクト)の一環として、語学教育、職業技能訓練、および文化交流プログラムが実施されています。

会談では、VJCプロジェクトの展開状況と今後の発展方針について意見交換が行われました。このプロジェクトは、困難な環境にあるベトナムの若者たちに日本で働く機会を提供し、持続可能なキャリア形成を支援し、生活の質を向上させることを目的としています。
会談中、宍戸健一氏およびILO代表団は、アンズオングループのこれまでの努力と成果に対し深い感銘を受けたことを表明し、包括的で人道的、かつ透明性の高い育成・派遣モデルを高く評価しました。

宍戸健一氏は次のように述べました。
「VJCプロジェクトのように、職業技能訓練と文化適応支援を組み合わせた非営利型の労働者派遣モデルは、ベトナムの人材育成に大きな意義を持つ取り組みです。JICAは今後もアンズオングループと共に歩み、このプロジェクトの更なる発展と、より多くの若者たちへの持続可能な雇用機会の提供を支援してまいります。」

JICAとILOの訪問と支援の約束は、アンズオングループが推進する人道的かつ持続可能な価値創造への国際社会からの揺るぎない信頼を示すものであり、今後の取り組みへの大きな励みとなりました。

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