2024年2月17日、アンズオングループ(ADG)の会長であり、非営利型VJCプロジェクト(ベトナム人労働者を日本へ無償で派遣するプロジェクト)の創設評議会議長でもあるブイ・スアン・クアン氏は、日本国群馬県にて、山本一太群馬県知事と公式会談を行い、両国間の高品質な人材育成戦略について意見交換を行いました。
会談には、群馬県の主要部局である労働局、国際交流局、商工局をはじめとする関連機関の代表者も出席しました。
ブイ・スアン・クアン会長は、非営利性と透明性、人道的価値を重視するVJCプロジェクトの目的、運営方法、およびこれまでの成果について紹介しました。
このプロジェクトは、ベトナムと日本双方にとって持続可能な人材育成モデルとなることを目指しています。
山本一太知事は、VJCプロジェクトが持つ実践的な意義と社会的価値を高く評価し、群馬県内企業が若く優秀な労働力にアクセスできる点に大きな期待を寄せました。
知事はまた、今後、群馬県としても本プロジェクトの展開を積極的に支援し、協力体制を強化していく意向を表明しました。
また、出張の一環として、ブイ・スアン・クアン会長は、群馬県庁にて開催されたベトナムテト祭りにも参加し、県政府関係者、ベトナム人コミュニティ、日系企業代表らと交流を深めました。
このイベントは、地域におけるベトナム人コミュニティとの絆を強め、両国間の友好と相互理解を促進する大きな意義を持つものとなりました。
今回の会談と関連行事は、今後の人材交流・協力の拡大に向けて重要な基盤を築き、群馬県とベトナムの友好関係をより一層深める契機となりました。